カカオが支援するブロックチェーン、クレイトン(Klaytn)2022年に向けたグローバル展開のロードマップを発表

Klaytn
Jan 11, 2022

韓国インターネット大手の 「カカオ」 が開発したパブリックブロックチェーンプラットフォームであるクレイトン(以下Klaytn)は、グローバルな拡大計画を追求するため、5つの重要なパートナーシップ契約を締結しました。2022年に向けた同社の使命は、ゲームやメタバース(仮想空間)プロジェクトに選ばれるブロックチェーンになることであり、同時にdefiエコシステムとの継続的な統合を追求することです。

2019年にリリースされたKlaytnは、韓国銀行との中央銀行デジタル通貨(CBDC)プロジェクトを確保し、韓国で支配的なブロックチェーンとなっています。また、Klaytnは仮想通貨ウォレットKlipを介してカカオのSNSであるKakaoTalkと統合されており、韓国内の4500万人のKakaoTalkユーザーがアクセス可能となっています。

2021年8月のグローバルローンチ以来、Klaytnは以下の企業と5つの戦略的パートナーシップ契約を締結しています。

  1. 日本のIT大手企業であるGMOインターネットグループと、日本円と連動したステーブルコインを初め、Klaytn上でのブロックチェーンのユースケースを模索
  2. インドネシアのサリム・グループのデジタル化部門である 「イノベーション・ファクトリー」 において、資産管理ソリューション、サプライチェーンのトレーサビリティ、ゲームやエンターテインメントでのNFT利用など、ブロックチェーンに基づくアプリケーションを模索
  3. アジアのNFTマーケットプレイスであるEast NFTと、Yシリーズのコンテンツに基づくNFTで世界のLGBTQ暗号経済を活用し、アート、音楽、エンターテインメント分野における世界最大のパートナーとのコラボレーションを通じて、視野拡張
  4. アメリカのエンターテイメントグループ、アニマルコンサートと、トップセレブのNFTをミントし、2022年第1Qではのアメリカの有名アーティストのNFTオークション予定
  5. グローバルフィンテックアクセラレーターF1と、シンガポールのブロックチェーンスタートアップのためのインキュベーションプログラムを創設

Klaytn FoundationのGlobal Adaption 責任者であるDavid Shinは 「私たちはこの3ヶ月で非常に大きな勢いをつけ、2022年のメタバースの波に乗るための体制を整えました。また、日本、インドネシア、タイ、米国、シンガポールにおけるこれらの戦略的パートナーシップは、当社のグローバル展開のロードマップの中核をなすものです。なお、大手ゲーム会社とのパートナーシップも、今後さらに増えていく予定です」 と述べています。

1月24日、午後11時 (JST) からシンガポールGuoco Towerのオフィスで開催されるメディアオープンハウスイベントに、シンガポール在住のジャーナリストの方々をご招待します。このイベントでは、午後12時(JST)から 「2022年のブロックチェーン-メタバースとその先へ」 と題したパネルディスカッションが行われます。

オープンハウスへの参加申し込み、または上記のパートナーシップの詳細については、当社のメディア担当者にお問い合わせください。

メディア担当者: Joanna Han
メールアドレス: joanna.han@klaytn.foundation

Klaytn Foundationについて

Klaytn Foundationは、Klaytnの世界的な普及とエコシステムの成熟を加速させるために設立された非営利団体です。同財団は、5億米ドルのKlaytn成長基金を管理し、インターネット大手のカカオ社の海外ベンチャー企業の持ち株会社であるKrustとともに運営しています。

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